2008年 11月 22日
「第2回 九州町並ゼミ 福岡大会」のご案内
第5分科会:見学コース姪浜宿
テーマ「木の家で子どもを育てる」
【会場】姪浜公民館
【日時】11月29日(土)15:00~17:30
【コーディネーター】吉田順子(環境みらい塾理事長)
【助言者】齋藤行雄(臼杵の歴史景観を守る会)
【パネラー】
杉岡世邦(杉岡製材所)
森千鶴子(森の新聞社)
駄原明子(子供エコクラブ)
角銅久美子(福岡県建築士会)
※会場参加(柏陵高校環境科学コース生徒)
【参加費】 1,000円
【要旨】
人々が木の家をつくり、土器で煮炊きした食物を食べるようになってから約1万年の歴史を持つ。
日本の一万年の歴史は、自然と共にあった。自然の恵みに感謝し、命を尊ぶことを学んできた。
一般的にヨーロッパは“石の文化”、日本は“木の文化”といわれる。
しかし、日本に石の文化が無かったのではなく、高温多湿で、四季のある環境や風土に「石の家」は馴染まなかったのである。木の家こそ日本の風土や人間の生活環境に適し、その後の都市計画や防災、住まいとしての機能を高めたのが、歴史的建造物群であり、且つ伝統的建築物:木の家である。
日本人の暮らしぶりを支えてきた木と土の文化は、循環性の視点から環境に優しいだけではなく、 日本人の肉体と精神を育んできた。温湿度を一定に保ち、通風がいい、怪我をしない、 寒暖に対応した精神力の形成など多くの利点がある。
今まさに環境問題が叫ばれる中、森と都市の関係は、これまで日本人が持続してきた循環型社会を形成するもので、都市における町並み・住まい・食育・子育て・コミュニィと一体的なつながりを持っている。
【キーワード】
● 木の家
● 環境問題:森と都市
● 木の家で子供を育てること
● 食育
● 福祉・コミュニティ
第2回九州町並みゼミ福岡大会実行委員会事務局
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