2017年 12月 31日

平成29年、私は何を考えたか。

(朝倉市杷木松末 赤谷川上流 所有林)


6年前から一年間の入手書籍を公開しています。
その時々で何を考えていたか、よい記録となります。
今年の入手書籍は152冊でした。ただ、3分の1はキングダムという漫画です(笑)
7月の豪雨水害以降は、林業、植生、地質、地名などの本を読みました。
なかでもこの2冊。持っていてこれまで何度か読んだ本なのですが、
以下抜粋部を水害後に再読した際には、とても大きな衝撃を受けました。

◆『福岡県地名考』梅林孝雄
杷木という地名の語源は、浸食・風化などにより崩れやすくなっている
川岸、崖地などを指す語の「ハキ、ハギ、ハクイ」に由来しており、
杷木は崩壊地形を意味する地名と思われる

◆『森林飽和』太田猛彦
第二章「はげ山だらけの日本」
花崗岩類はほかの岩石と異なり、独特の風化様式を示す。(中略)
花崗岩類は「深層風化」と呼ばれる特殊な風化様式によって
地中深くまで風化してしまう場合が多く、しかも岩石がいきなり砂(真砂土)になる。
地表を覆う落葉や下草が取り払われると降雨によって容易に侵食され、はげ山になってしまう
 
杷木、とくに松末地区が真砂土の地質が多いことは、
祖父が山を育てながら、よく嘆いていたので知っていました。
しかし、初めてこの本を読んだときは、この部分は読み流していたように思います。
これから、山において、復旧と復興をどう考えていくか。
百年の計として、被害をじっくり観察して、よく考えたうえで行動したいと思います。

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平成29年 購入(入手)書籍一覧
1月(15)
『相対性理論への招待―空間・時間・アインシュタイン』杉本 賢治、ミッチ・ストラブル; 向井 忠亮
『アインシュタイン・ショック〈1〉大正日本を揺がせた四十三日間』 金子 務
『アインシュタイン・ショック〈2〉日本の文化と思想への衝撃』 金子 務
『日本会議の研究 』 菅野 完
『日本会議の正体』 青木理
『古事記と日本国の世界的使命』 谷口 雅春
『カミとヒトの解剖学』 養老 孟司
『サルタヒコの謎を解く』 藤井 耕一郎
『サルタヒコの旅』 鎌田 東二
『“狐”が選んだ入門書』山村 修
『続虫られっ話 手塚治虫対談集』 手塚治虫
『泉光院江戸旅日記: 山伏が見た江戸期庶民のくらし』石川 英輔
『パニック障害からの快復 こうすれば不安や恐怖は改善できる』 シャーリー・スウィード,シーモア・シェパード・ジャフ,香川 由利子,森津 純子
『ル・コルビュジエを見る―20世紀最高の建築家、創造の軌跡』 越後島 研一
『美しい日本の私』 川端 康成,エドワード.G・サイデンステッカ-

2月(11)
『日本の倉』 伊藤ていじ文/高井潔写真/田中一光
『新建築 1956年11月 第31巻第11号』
『生命の実相―頭注版 (第7巻)』 谷口 雅春
『半過去の建築から』 木島 安史
『夏目漱石、現代を語る 漱石社会評論集』 小森 陽一,夏目 漱石
『古代国語の音韻に就いて―他二篇』 橋本 進吉
『評価される博士・修士卒業論文の書き方・考え方』 新堀 聡
『論文の書き方』 清水 幾太郎
『隠された十字架―法隆寺論』 梅原猛
『シュタイナーの死者の書』 ルドルフ シュタイナー, 高橋巖,
『Discover Japan(ディスカバージャパン) 2017年 03 月号』

3月(2)
『日本の美術〈第21〉民家 (1965年)』
『住宅建築 2008年 04月号』

4月(51)
『キングダム①~㊻』全46冊
『樹霊』 司馬 遼太郎
『江戸の子育て』中江 和恵
『スノーデン 日本への警告』 エドワード・スノーデン,青木 理,井桁大介,金昌浩,ベン・ワイズナー,宮下紘,マリコ・ヒロセ
『モノマガジン 2017年5/2号』
『種類・特徴から材質・用途までわかる樹木と木材の図鑑』 西川 栄明,小泉 章夫

5月(7)
『はじめて読む聖書』 田川建三ほか
『遊糸繚乱 (1974年)』 山本 健吉
『仏像―心とかたち (1965年)』 望月 信成,佐和 隆研,梅原 猛
『荒天の武学』 内田 樹,光岡 英稔
『戦略立案ハンドブック (Best solution)』 デービッド・A. アーカー,Aaker,David A.,昌宏, 今枝
『火山のふもとで』 松家 仁之
『井上ひさしと141人の仲間たちの作文教室』 井上 ひさし,文学の蔵

6月(1)
『常用字解 第二版』 白川 静

7月(10)
『井上ひさしと考える 日本の農業』 井上ひさし,山下惣一 編
『土地と日本人 対談集』 司馬遼太郎,石井紫郎, ぬやまひろし,野坂昭如,高橋裕,松下幸之助
『ヨーロッパとの対話 (1980年)』 木村 尚三郎
『土地所有史 (新体系日本史)』 渡辺尚志, 五味文彦
『森林飽和 国土の変貌を考える』 太田 猛彦
『[増補]決定版・日本史』 渡部 昇一
『感じるままに生きなさい ―山伏の流儀』 星野 文紘
『脳がよみがえる断食力』 山田 豊文
『故郷七十年』 柳田 國男
『住宅巡礼 続』 中村 好文

8月(5)
『応仁の乱 – 戦国時代を生んだ大乱 』 呉座 勇一
『日本中世の民衆像―平民と職人』 網野 善彦
『韓国・檀君神話と英彦山開山伝承の謎―日韓古代史シンポジウム』 長野覚, 朴 成寿
『日本史の誕生―千三百年前の外圧が日本を作った』 岡田 英弘
『キングダム48』

9月(13)
『英彦山伝説仏教を運んだ男』 市丸郁夫
『豊前英彦山 天然記念物鬼杉』
『福岡県名所図録図絵 復刻版』 清水吉康 大蔵出版会
『漆の文化史』 四柳 嘉章
『まんが 黄帝内経―中国古代の養生奇書』 恵悌, 張
『神は樹木に降りたまう』 海藤 精一郎
『五つの王国―図説・生物界ガイド』 リン マルグリス,カーリーン・V. シュヴァルツ, 川島誠一郎, 根平邦人,
『生命の宝庫・熱帯雨林』 井上民二,
『道教百話 』 窪 徳忠
『世界史の誕生─モンゴルの発展と伝統』 岡田 英弘
『樹皮ハンドブック』 林 将之
『随筆集 念ずれば花ひらく』 坂村 真民
『坂村 真民』 坂村 真民

10月(17)
『柳田国男全集〈14〉』 柳田 国男
『森の聖者 自然保護の父ジョン・ミューア』 加藤則芳
『緑の予言者―自然保護の父ジョン・ミューア』 ジョン ミューア,Muir,John,鉱司, 熊谷
『新版 茅葺きの民俗学―生活技術としての民家―』 安藤邦廣
『茅葺きの民俗学 生活技術としての民家』 安藤邦廣
『日本文化史研究(上)』 内藤 湖南
『日本文化史研究(下)』 内藤 湖南
『文章読本 』 向井 敏
『方円の器 ―奇跡の中学校長が語る教育と学力』 友道 健氏,佐藤剛史
『木のひみつ』 京都大学木質科学研究所創立50周年記念事業会
『弥勒の来た道』 立川 武蔵
『林ヲ営ム: 木の価値を高める技術と経営』 赤堀楠雄
『間取りの方程式』 飯塚 豊
『住まいの解剖図鑑』 増田 奏
『片づけの解剖図鑑』 鈴木信弘
『神と仏の間』 和歌森 太郎
『縄文の神秘』 梅原 猛

11月(12)
『淡窓遺墨撰集』 緒方無元編,広瀬淡窓遺墨刊行会
『日本列島100万年史 大地に刻まれた壮大な物語』 山崎 晴雄,久保 純子
『デザインの鍵-人間・建築・方法-』 池邊陽
『一族の書』 ウラジーミル・メグレ,にしやま やすよ,岩砂 晶子
『地名語源辞典〈続〉』 山中 襄太
『地名語源辞典』 山中 襄太
『シュメル神話の世界―粘土板に刻まれた最古のロマン』 岡田明子, 小林登志子,
『レバノン杉物語―「ギルガメシュ叙事詩」から地球温暖化まで』 伊藤章治, 岡本理子, 鍔山英次
『“現代家族”の誕生―幻想系家族論の死』 岩村 暢子
『考える人びと―この10人の激しさが、思想だ。』 入澤 美時
『歎異抄をひらく』 高森 顕徹
『コンフォルト 2017年 12 月号 ~杉を生かす、杉と生きる』

12月(8)
『丸善 単位の辞典』 二村隆夫,
『図解・よくわかる 単位の事典』 星田 直彦
『かたあしだちょうのエルフ』 おのき がく
『人生を創る言葉』 渡部 昇一
『歩き方できまる 長生き父さん、早死に父さん。』 宇多川 久美子
『住宅産業大予測2018』 三浦 祐成, 新建ハウジング
『工匠たちの技と知恵―世界の住まいにみる』 太田 邦夫
『大宰府と新羅・百済の文化』 福岡県教育委員会編
計152冊

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