2009年 8月 19日
日田杉のルーツ「宮園津江神社」
すっかり久方ぶりの更新となりました。
この間いろんな出来事がありました。そしてたくさんの出会いもありました。
本当に充実しています。心より感謝します!^^
さて本日は、すでに10日前となってしまいましたが、
「日田杉の原点」を訪ねた旅をご紹介しようと思います。
8月9日午前中、日田市(旧上津江村)の山林を訪ねました。
ここには樹齢70年ほどの展示林があります。
数多くの杉の品種が植えられ、成長の違いなどが観察できるようになっています。
その後、すぐ近くにある100年を超えた美林を見学しました。
この杉は、奈良の吉野杉の苗木を移入してあります。
(何か聞こえますか~?^^)
昼食は、お楽しみの「つゆ草」にて!
この日だけの特製ランチ。愛子さん手製のお料理はいつ食べても美味っ!でした。^^
ホントに感動します。ごちそうさまでした~!!
そして午後は、この日のメインである宮園神社を訪ねました。
縁起を少し・・・
津江神社は、老松大明神社を主柱神とし、天神七代、地神五代が祀られています。
当柱の創立は治安3年(1023年)、日隈四郎藤原信弘により宮原に創建され、
その後仁安3年(1168年)に現在地の宮園に遷宮されます。
樹齢300年を超える挿し木植林による杉林は、日田杉のルーツである、と言われます。
(↑↓多くの方が氣をチャージされていました。^^ 下の写真は人が米粒のようですね、笑)
つづいて九州最古の庭、伝来寺庭園へ。
伝来寺は延元3年(1338年)、長谷部信雄が大智禅師を迎えて開いたのだそうで。。。
最後に、日田市旧大山町にある国指定重要文化財民家「矢羽田家住宅」を訪ねました。
筑後川流域特有の杉皮葺き屋根、九州にしか見られない分棟型の民家が特徴。
杉皮の屋根の後ろには、なだらかな杉山が・・・(笑)
こんな杉一色の一日でした。みなさんお疲れだったかも・・・と心配でしたが、
参加者からいただいたメールに
「杉の精気をいただいたせいか、帰宅しても、いつもの倦怠感に襲われずに済みました。」
の一言があり安心しました。
それにしても、この記事を振り返りながら思います。。。
写真、、、「緑」ばっかですよねぇ~^^
緑は東京は少ないですからね。。
うらやましい限りです(*´ー`*)
また遊びにきますね(ノ≧▽≦)ノ
見ているだけでも癒される空間ですね。^^
わたしもその木に抱きつきたいです!(´▽`)
取次さま
田舎者の私が初めて東京に行ったとき驚いたのは
周囲に山が見えない、ということでした(笑)
それから、公園や学校のグラウンドにのみ
土が見いだせる、ということ。。
でも、そのわりに東京って、緑が結構多いな、という印象でした。
以前は緑と言うと、自然か人工的か、ということが気になったりもしましたが、
よく調べてみると、日田地方の山林も植林されているところがほとんどだったりして(笑)
つまり、自然に見える田舎の風景も人の手が加わっているんですよね。^^
話が飛躍しましたが、私は山に入ると元気になります。
これってやはり氣をチャージしているのだと思います。^^
取次さんもまた九州においで下さいね!
深山さま
大きな木を目の前にすると、なぜか抱きつきたくなる・・・
これは今回も話題になりました。
おそらく本能的なものなんじゃないかって。^^
抱きついたり、聞き耳をを立てたりしながら
みなさんも大樹と触れ合っておられましたよ。
ところで、
神社に植えてあるご神木って杉が多いですよね。
それだけ樹齢が長いということもあるのでしょうが、
もっと深い意味があるようですよ~^^
おはようございます。お久しぶりです。ヤハダ家に行かれましたか。その前日に少し補修に行っといて良かったです(笑)
と、今秋に天瀬町の杉皮葺きのお宮、全面補修します。昨年末に葺き替えたK邸のそばです。お知らせまでに。
ソワカさん、
ホントにお久しぶりですね。^^
遅くなりましたがお引越しおめでとうございます!
素敵な空間での新しい生活、さぞ充実されていることでしょう。
前日に矢羽田家の補修に行かれたとお聞きして驚きました~
さらにさらに
「今秋に天瀬町の杉皮葺きのお宮、全面補修します。」
とは!杉の古木のあったあのお宮さんですよね~
8月13日に、あの前を通りました。^^
おおよそで結構ですが、現場は何月くらいになりますか?
ぜひ見学会を企画したいですね。
安藤先生にもお知らせいただけないでしょうか。
耳よりな情報をありがとうございました~!!^^